2009年6月17日水曜日

Remix


結局書く事ないので、音楽の話しをしますね。
一時期〜1995~2002年位まで〜の、世界的なRemixブームみたいなのが有って「猫も杓子もRemix」と言う混沌とした時間を過ぎたら、最近の音楽不況で、Remix依頼の数も減った様な気がする。メーカーからしてみれば「あくまでも販促物〜おまけ〜」でしかない所に落ち着いたのだろうか...と、思いきや、アマチュアの間では、自分(仲間内)で楽しむ為に、Remixを作るのが密かに流行ってるとの事。パソコンの価格低下(Macとか)・音楽ソフトの普及(LIVEとかREASONとか)も要因か。今、新品でMac買ったら、普通にGrageBandも付いてくるし...
いち個人が作るRemixで、当然オフィシャルな物ではないのだから、結果、密かにしか楽しめないんだけど。ネットにアップしても、流行の「知財訴訟」みたいなのに簡単に引っ掛かるから、容易にアップロードも出来ないってのも「密かに流行ってる」理由の一つ。
著作権とかは、ちょっとおいておいて、他の人を傷つけないのが前提で、個人が面白い物とかをどんどん発表する事が出来れば、もっと色々な物が出てくる気がするが...ネットでアップする物を、何でもかんでも規制するのって、弊害をかんじるなぁ〜
前出の「ネットにアップ...」の話しは、自分が高校生の頃、周りのバンド小僧達がやっていた「好きなバンドのカバーをやって、カセット・テープに録音して友達に聞かせる」みたいな話しの現代版、単に、形が変わっただけ。あの頃は誰も「コピーバンドのカセット」に付いて、ガタガタ言わなかった気がしますが...
思い起こせば、House・Hip Hopの初期って「サンプリング何でもあり!」で。ウォーホールのポップ・アート的な良さが有った気がするが、今は、サンプリングをするのにも「許諾」が必要。それを仲介する業者も居るしで...ん〜っ、なんか難しい時代ですね。
過去に、思いつきで、マイケル・ジャクソンの「スリラー」とクリスタル・ウォーターズの「ジプシー・ウーマン」を合体させて(当然、アン・オフィシャルで)House物のRemixを勝手に作ったのだけど、間違いなく、日の目を見る時は来ない気がしますわ(笑)



Winのソフトに付いては良く知らないんだけど、このソフトはちょっと驚きました。

歌声リップ

問題は「純カラ」を用意出来るかだと思うが...



6月26日加筆
マイケル・ジャクソンが永眠しました。
近作は、あまり好きではなかったのだけど、彼の音楽で色々な影響を受けました。